社会福祉法人べつかい柏の実会では、平成30年4月1日から障害者支援施設柏の実学園及び特別養護老人ホーム清翠園における給食業務に係る委託契約を締結するにあたり、下記のとおり公募型プロポーザル方式を実施する。
1、委託事業の概要
(1)名称
社会福祉法人べつかい柏の実会給食業務委託
(2)委託事業の内容
「社会福祉法人べつかい柏の実会給食業務委託仕様書」のとおり。
(3)社会福祉法人べつかい柏の実会の概要
ホームページ参照(http://kashinomikai.jp)
(4)委託期間
平成30年4月1日から平成33年3月31日まで

2、委託業者の選考方法等について
社会福祉法人の業務委託については、当法人の経理規程に基づき指名競争入札若しくは一般競争入札が基本ですが、給食提供は利用者の食育に重要で、それがサービスの質の向上と考えています。従って、価格のみを比較する一般競争入札は給食業務委託業者を選定するには適さないと判断し、利用者に対する食事提供の考え、価格、当施設の栄養士との連携方法、管理体制を総合的に比較検討し、業者を選定する公募型プロポーザル方式とする。

3、参加資格要件
プロポーザルに参加できる者は、プロポーザル実施公表の時点において、次に掲げるすべての要件を満たしている者から指名するものとする。
(1)法令の規定に基づく許可、認可、登録、免許をうけていること
(2)道税、消費税及び地方消費税を滞納していないこと
(3)平成26年度から平成28年度までの間、北海道内の定員50名以上の福祉施設(入所施設において、入所者の給食調理業務を3年以上、受託した経験のある者
(4)平成26年4月1日以降、北海道内で食中毒等衛生事故による営業上の行政処分を受けたことがないこと。

4、企画提案書
(1)企画提案項目について
企画提案書の作成にあたっては、仕様書を参照し、下記項目の順序、公正で作成すること。また、企画提案書の表現については、専門的知識を有しない者でも理解できるよう、わかりやすいものとすること。
ア 調理業務の実績について
過去3年間以内の社会福祉法人が運営する施設等における給食調理業務の実績を記載すること。(契約書の写しを添付) ※当法人と取引実績のない業者
イ 業務運営について
①福祉施設入所利用者の給食に対する基本的な考え方と施設との連携について
②調理業務実施体制(人員確保等)や職員研修について
③安全衛生管理に関する具体的な考え方について
④危機管理に対する具体的な考え方について
ウ 給食調理業務運用の実施方法について
①材料調達方法と食材の安全確保について
②利用者の満足度を高めるための具体的な取り組みについて(行事食等)
③個別対応について(体調不良者の対応、アレルギーへの対応、その他)
(2)留意事項
ア 企画提案書はA4判・横書き、左綴じの印刷物とする。
イ 企画書は、1参加者につき1提案とする。

5、公募型プロポーザルの参加申し込みについて
公募型プロポーザルに参加しようとする者は、下記の内容のとおり参加申し込みの手続きを行うこと。
(1)受付期間
平成29年12月12日(火)から平成29年12月18日(月)午後4時まで必着
(2)受付時間
午前10時から午後4時
(3)提出書類
ア プロポーザル参加申込書(様式1号)
イ 企画提案書(様式は自由)
①業務実績に関する報告書
②業務運営について参考メニュー表(常食1月程度)
ウ 委託料見積書
エ 会社概要資料(資格要件を証明する書類等)
①受託先一覧
②登記事項証明書(商業登記)
③直近3年分の国税及び地方税の納税証明書
(4)提出方法
持参又は書留郵便とする。
(5)提出書類の取扱い
ア 提出されたすべての企画提案書等の書類は返却しない。
イ 提出されたすべての企画提案書等の書類は、本プロポーザルの目的以外は使用しない。

(6)提出・問い合わせ先
〒086-0216
北海道野付郡別海町別海97番地9
社会福祉法人べつかい柏の実会  担当者 小林
電話 0153-79-5111
FAX 0153-79-5222

6、受託業者決定の評価基準(提出書類、プレゼンテーションの総合評価)
(1)評価の前提条件
施設の給食業務等を受託する事業者は、同業同種の施設給食業務の提案実績があり、調理技術、安全衛生管理等の教育を積極的に行っている意欲的な業者で、かつ、福祉施設への食事提供意義や目的を理解し、業務社員教育を徹底している者でなければならない。
また、業務社員教育を徹底された栄養士及び調理員を安定的に雇用しており、かつ、その業者の経営状態等も安定していなければならない。
(2) 評価基準
【施設に提供する給食に関する取り組み】
ア  社会福祉法人施設利用者等 への食事提供業として高度な公共性を有するこを認識し、その円滑な実施の為に努力していること。
イ  安全な食材を調達し、安全に調理保存し「いつでも安全でおいしい」給食を提供する為のコンセプトを有し、その実現に向けて努力と工夫をしていること。
ウ  「社会福祉法人べつかい柏の実会」の運営全般に協力的であり、給食調理等業務を通じてサービスの向上や改善にむけての提案や取り組みに積極的であること。
【安全衛生管理】
ア  「大量調理施設衛生マニュアル」(平成 9年 3月厚生労働省通知)等に基づいた独自の衛生管理マニュアルを確立し、これに基づき給食業務を実施していること。
イ  給食業務職員 (以下 業務職員 )に対して食品の安全衛生管理に関する教育が徹底 されていること。
ウ  設備や衛生項目等の定期的及び抜き打ち検査を自主的に実施するなど、安全管理体制が徹底していること。
エ  安全、衛生及び調理技術に 関する意識と資質向上のため行政機関等が主催する研修に業務職員を参加させていること。
オ  業務職員の健康管理(定期的な診断・ 検便 等)が確実に実施されていること。
【業務遂行能力】
ア  「仕様書」に基づき業務を継続して安定的確実に履行できる能力があること。
イ  「仕様書」に基づき業務を継続して安定的確実に履行できる有資格者(栄養士及び調理師)の配置と人員体制が確保されていること。
ウ  福祉施設の給食業務を理解し、食事の準備や配膳・片づけに適切な配慮がされるように職員教育されていること。
【見積金額】
ア 見積書について、総額が予算の範囲内であり、かつ価格に優位性があること。
(実施計画書等との総合評価ため、必ずしも 最低見積価格をもって候補者選定するのではない。)
【その他】
ア  個人情報の取り扱いにつて、業務職員へ研修及び教育が実施されること。
イ  会社経歴および経営状態が正常かつ良好であること。決算状況が明瞭で経営基盤が安定していること。
7、選定方法
提出された書類及びプレゼンテーションにより行い、最高得点者 を本業務委託に適した委託候補として選定する。なお、選定した業者が採用の辞退及びその他の理由で契約出来ない場合は、次点者を委託候補業者とする。
(1)評価点数
上記「6 受託業者決定の評価基準」各項目に対する評価基準及び評価点数のうち、【見積金額】 以外の各項目評価基準及び点数は以下の通りとする。

評価基準 評価点数
最低見積価格 20点
最低見積価格以外 20点から、最低見積価格に
対する差額割合を減点する。
20点-(見積金額/予定価格)×20点

(2)評価点数の倍増
上記「6  受託業者決定の評価基準」の内、【安全衛生管理】及び【業務遂行能力】は特に重要項目である為、『十分評価できる』と判断された項目については評価点数を4点とする。
(3)評価点数の加点
上記評価基準で『十分評価できる』と判断され た項目の内、業務改善につながると予想されるなど、斬新な発想や積極的な提案がされており非常に優れている項目については、評価点数を加点する(2点以内)。 ただし、【安全衛生管理】及び【業務遂行能力】は除く。
(4)プレゼン テーション
提案内容に関する確認や補足説明を受けることを主な目的として実施する。

8、 実施計画書に関するプレゼンテーションについて
下記の日程で、実施計画書に関するプレゼンテーションを実施させていただきます。
実施計画書の内容について説明できる方が必ず出席して下さい。(1~2名)
(1)日 時 平成 29年12月20日( 水) 午後 1時30分~ ※時間は各社へ通知します。
(2)場 所 社会福祉法人べつかい柏の実会  清翠園 会議室
(野付郡別海町別海西本町52番地の2)

9、その他
提案に要する費用は、全て各提案者の負担とする。

[H30給食業務 仕様書(PDF)]
給食業務委託業者選定に係る公募型プロポーザル実施要領および参加意向届出書
H30給食業務 仕様書 柏の実学園
H30給食業務 仕様書 清翠園